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イネイト健康法とは?

 

■ 牛乳神話からの脱却

 

終戦(昭和二十年)時、アメリカには牛乳がふんだんに余っていました。その販路として、占領下の日本はもっともよい標的にされたのです。「大きいことはいいことだ」、「蛋白質が足りないよ」といった謳い文句によって、牛乳摂取の習慣などなかった日本国民に大量の牛乳を飲ませることに成功しました。さらに、保健所・教育委員会・大学病院などがそれに拍車をかけ、今日の牛乳神話が構築されました。そうした日本の伝統食文化にそぐわない牛乳を生活に取り入れた為に多くの健康被害が生じていることをほとんどの国民が知らされていないのです。もっとも問題になるのが、牛乳による異常行動や犯罪です。一九七七年、犯罪学者のアレキサンダー・シャウスは執行猶予中の犯罪者を二群に分けて観察しました。A群は一般のカウンセリングを受けました。B群はそれに食事カウンセリング(牛乳・乳製品・白砂糖を除く)が加えられました。二年間にわたる観察の結果、A群の再犯率は三三.八%、B群の再犯率は一一.七%でした。 身体に及ぼす牛乳の影響のうち、一番問題になるのはアテローム硬化症です。牛乳摂取によりアテロームが血管の内壁に沈着して血管の狭窄を招きます。脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓の血管が詰まれば心筋梗塞になります。

授乳中の入管が詰まれば母乳が出なくなってしまいます。その他、牛乳の過剰摂取によってもたらされる疾患には次のようなものが挙げられます。気管支喘息・アトピー性皮膚炎・滲出性中耳炎・蕁麻疹・夜尿症・骨粗鬆症・鉄欠乏性貧血・白血病・乳癌・前立腺癌・糖尿病・白内障・自閉症・多動性学習不能症候群など。 今こそ、国民ひとりひとりが自分で考える聡明さを身につけて、壮大な牛乳神話から脱却し、未来を担う子供達の健康を守っていただきたいものです。

 

 







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